寒空の下

今日もまた、君のところを訪ねてみたよ。

君は昨日と同じベンチにいたけれど、昨日とは違い、まったく日差しがなくて、とても寒かったよね。

今日で今年は終わりだけど、来年もまた、よろしくね。

落ちていた三毛

今日は寒かったから、お昼から君の所へ出かけてみたんだ。

風もなく、ポカポカな陽が降り注ぐベンチの上に、君が落ちているのをすぐに見つけたよ。

相変わらず、食べ過ぎのようだけど、君を見ていると幸せな気持ちになれるよ。

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さて、今日から5連休ですが、5日のうち何日ぐらい猫写に行けるかな。

見ぃつけた

なんだか、いかにもな場所を覗いてみたら、君の姿が見えたんだよ。

顔を見ることはできなかったけど、君のおかげで良い雰囲気の写真が撮れたよ。

渡る

きちんと踏切を渡っていく君を、ボクはホームから眺めていたんだ。

ゆったりとした足取りの君は、余裕しゃくしゃくだったよね。

サビ母の横顔

曇天だったから、君は落ち葉に体を埋めて、じっと耐えていたんだよね。

明日は、また陽が差してくれるから、ゆっくり暖まっておくれ。

不思議の国からコンニチハ

いかにもな場所から、君が現れたときは、とてもうれしかったよ。

きっとここは、君たちだけの通り道なんだよね。

目立たない場所

ひっそりと目立たない場所にいた君。

この柵の内側の細い道は、誰も通らないから、道を占拠して、ゆっくりと撮影させてもらったよ。

君へのメリークリスマス

今年一番お世話になった君へ、クリスマスイヴの今日、会いに行かせてもらったよ。

お世話になったお礼に、がんばって撮影させてもらった写真だけど、素敵なポートレートになったかな？

朝日の当たる場所

その場所に、陽が当たり始めたら、君はすぐに移動してきたよね。

まるで、その瞬間を待っていたかのように。

君としても、ボクとしても、かなりいい場所だよね。

水が冷たい季節

流れてくる新鮮な水も、すっかり冷たい季節になったよね。

君のお腹は丈夫なんだろうから、ゆっくりと味わって飲むといいよ。

危ないよ

そこの君、黄色い線の内側まで下がらないと、駅員さんに怒られるよ。

そうだ、君が駅員さんだから、大丈夫なんだね。

哀愁のまなざし

落ち葉の上で、遠くを見つめる君のまなざしから、あふれ出すものを感じたから、ボクはシャッターを押したんだ。

素敵な君の横顔、画になるね。

苦しゅうない

君が「苦しゅうない、近こう寄れ」と言うから、ありがたく、そうさせてもらったよ。

ボクのことなんか眼中にないみたいだけどね。

真っ赤なバイク

真っ赤なバイクの背に乗って、夢の中の君は、どこか遠くに旅しているのかな。

進行方向が反対みたいだけど、夢の中だから、まあいいか。

いい夢見ろよ！

ねえ君、すごい姿勢で眠っているけど、悪い夢を見ているわけじゃないよね。

夢の中でも爪とぎをしているのかな。

夜の終わりに

もうすぐ夜が終わるね。
いや、正確には、もう朝なのかもしれないよ。

君はレールの上をまっすぐに歩いていくようなタイプではないから、すぐに別の道を選ぶんだろうね。

落葉に埋もれて

たくさんの落ち葉の中に埋もれて、君はとても満足そうだね。

色とりどりの葉の中にいる君の写真が撮れたから、ボクもとても満足だよ。

中断の理由

一生懸命に水を飲んでいた君が、中断するほど気になったのは、鳥の大きな声だよね。

大丈夫、誰も邪魔しないから、ゆっくり飲むといいよ。

線路交換中

古くなった線路を新品に交換中だけど、君は駅員として、きっちり点検をしているんだよね。

君が点検してくれれば、何も心配ないと思うよ。

最高級の爪とぎ

君や君の仲間、そして君の先輩たちが、長い年月をかけて使い込んできた最高級の爪とぎ。

これからも、君や君の仲間、そして君の後輩たちが、長い年月をかけて使い込んでいくんだね。

赤い扉のある家

この赤い扉のオシャレな家は、君の住まいなのかな。

それとも、右側の年季が入った渋い家が、君の住まいなのかな。

どちらにしても、君が暖かく過ごせる場所があることを信じているよ。

母娘の肖像

いつでも、いっしょにいる仲良し母娘。

母が、長毛の娘を毛づくろいしてあげます。
毛づくろいが終わって、ポカポカ陽射しが気持ちよくて、うとうとしています。

静かな公園の平和なひととき。

ともだち

君とボクは、ともだちということでいいんだよね。

ここまで近寄らせてくれるのは、ともだちだからなんだよね？

闊歩

今朝も君は、光の中をゆったりと歩いていくんだね。

待ちわびて

静かな住宅街の朝。

ボクが角を曲がった瞬間、君の姿が目に飛び込んできたんだ。

君は、そこで誰かを待っているのかな。

それぞれの視線

君の視線と、車掌さんの視線、全く別のものを見ているけど、どちらも真剣なんだよね。

そんな君たちをファインダー越しに見つめるボクの視線も、真剣なんだよ。

寄って見上げる

君が逃げないことが解ったから、思い切り寄らせてもらったら、急に立ち上がって大サービスしてくれたね。

おかげで、ワイドなレンズならではの写真を撮ることができたよ。

カーシェアリング

車を持っていない君とボク。

荷物の積み下ろしのために止まっていた車を、少しだけシェアさせてもらったよね。

君はフロントで暖を取り、ボクはリアで写真を撮り、お互いに満足できたかな。

生きるための知恵

寒い冬を乗り越えるため、少しでも暖かい場所で夜を過ごす。

君が誰に教わることもなく、身に付けた知恵なんだよね。

せっかく見つけた場所なんだから、ボクは早々に失礼するよ。

ドラマティックな空の下

ボクが振向いたら君がいて、君はボクの横を通り過ぎて、そこで止まってくれたよね。

2色の花に挟まれた小道、ドラマティックな空、そして逆光という条件を君が準備してくれたから、ボクはただシャッターを押しただけさ。

始動

今朝も電車が動き出すと、君は勤務を開始する。

もう、何年も、そうやってきたように。

君もボクも。

気になる存在

君が、道の向こう側を気にしているのをいいことに、寄れる限り寄らせてもらったよ。

カメラを構えたボクが寄ってくることより、あっちにいる友達が気になるんだよね。

威厳

君の横顔は、美しくて、威厳すら感じるよ。

カメラが、どれだけ近づいても、意に介さずということだよね。

雨降る朝には

雨が降る日は雨のように、風吹く夜には風のように、晴れた朝には晴れやかに、、、

君たちは、そうやって毎日を過ごしているんだよね。

つっぱり

枯葉が舞う道で、君は前足に気合をいれて、立ちはだかっていたね。

何がそんなに気になるのかな。

右か左か

いつも仲が良い君たち、今日は意見が合わないのかな。

短毛サビ母さん、長毛サビ娘、天気が良すぎて、二人ともベンチの陰に隠れているところは、バッチリ気が合っているよね。

得意気

レールの上を上手に歩いてきた君は、ボクの方をチラリと見て、得意気だったよね。

でも、ボクの方も、こんなシーンが撮れたので、得意気だったけどね。

どーん

この日の君は、機嫌が良くて、ボクがいくら触っても平気だったから、「どーん」と寄らせてもらったよ。

表情は、それほど機嫌が良さそうには見えないけどね。

雨の勤労感謝

雨の日でも、勤労感謝の日でも、君たちは、この駅を見守り続けているんだね。

ボクなんか、たったの3時間だけなのに、体の芯まで冷え切ってしまったよ。

グロッキー

まだ、暑くなり始めたばかりの頃、君は完全にやる気を無くしていたよね。

その姿勢が、やる気の無さを物語っているよ。

待ち伏せ

「誰か、かわいい僕と遊んでくれないかな。」という期待の視線で、君は階段の上を見上げていたよね。

でも、ほら、遊び相手なら、ここにいるんですけどぉ。

雨のちプラットホーム

昨夜は雨だったから、体が湿気っぽいのかな。

君はホームの隅で、体を乾かしていたけど、そこは危ないよ。

でもボクが、そんな心配をしなくても、君の方がちゃんとわかっているんだよね。

あでやかな共演

落ち葉の色もあでやかだけど、君も負けずにあでやかだね。

雲間から射す薄日が、あでやかさを一層引き立ててくれるから、ボクは寒さも忘れて、ただ見とれていたよ。

テールライトを見送って

すべるように去っていくテールライトを、君たちとボクの3人で見送ったね。

とても寒い朝だったけど、訪れてみて良かったよ。

（リスペクト　雨宮 奈津美 さま）

店先の瓶

やっぱり、店への呼び込みをしていると喉が渇くよね。

君が大きな声で呼びこみをしてくれるおかげで、お店はいつも繁盛しているよ。

マニア用ベンチ

君は、ここの場所のベンチが好きだよね。

ここは、薄暗くて目立たないから、マニアの人しか利用しないからね。

マニアと言うのは、もちろん。。。

微妙な色気

君が男子なのか女子なのか、知らないけれど、微妙に色っぽいポーズだね。

一応確認だけど、誘惑しているわけじゃないよね。

安全地帯の安心感

レンズを差し込むことができるくらい、広い幅の鉄柵に囲まれた敷地内に君の姿を発見。

ボクは、もちろんレンズを差し込んで、自由にならない角度に苦労しながら撮影していたんだ。

怪しいやつを見る視線を向けていた君だけど、余裕だったよね。

先端からの眺め

君は、なんだか眺めの良さそうな場所をひとり占めしているんだね。

忙しそうな君のじゃまなんてしないけど、後姿をこっそり撮らせてもらうよ。

宝石箱を落としたら

君の姿に見とれてしまい、つい手元が滑って宝石箱をひっくり返してしまったよ。

でもボクは大金持ちだから、これは拾わないで置いていくことにするからね。

君へのささやかなプレゼントとして受け取ってくれるかな。