2019年12月31日火曜日
今年一番の出来事/やや長文!
だんだん、日記のような感じにもなってきていますが、年末3連続の長文です。
今日は、最高気温19度ということで、かなり暖かったので、近所のコンビニまで、ゆっくり散歩してみました。数年ぶりに豚まん(しかも高級な方)とあんまんを買って食べたら、かなりおいしかったので驚きました。そして、お腹いっぱいになり、昼食に十分な量でした。
さて、本題ですが、写真関連のネタで、2019年の一番良かった出来事は、3月にキャリブレーションモニターを購入したことです。同時にデスクトップPCも購入しましたが、現像などの処理効率が格段に良くなりました。
そして、なんと言っても、プリントの色合いが、モニターでの見た目とほとんど変わらないという素晴らしさを享受することができたのです。
メーカーの宣伝をするわけではありませんが、私が購入したEIZOのCS2410は、5万円を切るベーシックモデルで、初心者にはちょうど良かったと思います。ソフトウェアではなく、ハードウェアでキャリブレーション対応しているため、カラーマネージメントが楽で、プリンタを持っていない私は、インクジェット印刷業者に合わせた設定、銀塩プリント業者に合わせた設定、など複数の設定を登録しています。
以前は、何回かプリントした結果を見た感じで、色の傾向を判断、それをもとに「ある意味、勘で」現像していました。(爆)
モニターのサイズは24インチあるので、設置場所に悩みましたが、ダイニングテーブルの上に置き、テレビを見ながら作業したりしています。4人掛けのテーブルの2席分近くを占拠していますが、2人しかいないので問題ありません。
さてさて、このモニターを導入した効果が現れる日は来るのでしょうか?
現時点での効果としては、ギャラリー応募のためのプリントを、色味が違うという理由で再現像&再プリントする必要がなくなったということですかね。
年末に、長文の連投で申し訳ありませんでした。
今年も終わりとなりますが、いろいろとお付き合いいただき、ありがとうございました。
年末年始のお休みで、猫写に行かないのは初めてかもしれませんが、家で、だらだらと過ごすのも良いかもしれませんね。
では、来年もよろしくお願いします。
2019年12月30日月曜日
猫写カメラ変遷/長文注意!
家に引きこもっているにもかかわらず、大掃除もできない状況なので、昨日に続いて長文を書いています。そして昨日よりも、さらに個人的なネタです。
今日は、池口さんのブログで紹介されていた「XF16mmF1.4」用の角型アルミフードを知り、そのかっこ良さに思わずポチッってしまいましたが、それで思い出したことを書き残しておこうと思います。
それは、私の猫写用カメラの変遷です。
2003年に野良猫写真を始めたときに購入したのが、CanonEOS7というフィルム一眼レフカメラでした。でも、1年も経たないうちに、Zeiss単焦点レンズを使いたいという理由で、CONTAX Ariaというマニュアル一眼レフを購入しました。AriaはCONTAXの中でも小型最軽量だったので、この頃から、私の軽装備好きは始まっていました。
ただ、EOS7は、5Dを購入するまでは残してありました。
2008年に、CanonEOS5Dを購入して、初めてデジタル一眼レフに手を出したのも、フルサイズでZeissレンズがマウントアダプター経由で使えることが理由でした。しかし、だんだん視力低下や老眼により、マニュアルフォーカスは難しくなり、Zeissレンズ一式は手放してしまいました。
その後、5DMark2、Mark3と、Canonのフルサイズデジタル一眼のステップアップを続けていました。
2012年12月に、5DMark3を購入した直後にもかかわらず、小型軽量好きの私は、APS-CのFUJIFILM X-E1が気になって仕方がありませんでした。このとき、ちょうど池口さんがX-E1を購入されて、感想をブログに掲載していたのを見てしまい、思わず購入してしまったのです。最初に選んだレンズは、「XF35mmF1.4(換算53mm)」でした。
そこから、メイン機としてCanonフルサイズ、サブ機としてFUJIFILMのAPS-Cの並行期間が始まりました。ただ、メイン機、サブ機と言っても、軽装備必須の私としては、2台を同時に持ち出すことはありませんでした。
2014年5月にFUJIFILM X-E2を購入して、8月に「XF56mmF1.2(換算85mm)」、9月に「XF23mmF1.4(換算35mm)」を立て続けに購入してしまうと、メイン機とサブ機の立場が逆転して、5DMark3は、ほとんど使わなくなってしまいました。
そこで、2014年10月、フィルム時代から使ってきたCanonEOSシステムを手放して、FUJIFILMのみで行くことに決めました。そのころ持っていたCanonレンズは、35mm、50mm、85mm、135mmでした。
マウント変更にまで至ったのは、私の写真は趣味のレベルですので、フルサイズは必須でなく、より小型軽量のAPS-Cで十分だったのと、FUJIFILMの単レンズのラインナップが素晴らしかったのが大きかったと思います。サイズや重量、そして価格も、フルサイズの「3分の2~半分」程度なのに、引けを取らない写りなのですから申し分ありません。
Canonを手放したのと同じタイミングで、もっと広角なレンズが欲しくなりました。Canonのとき、広角側は35mmまでしか持っていなかったので、FUJIでは23mmが同じ画角となります。そのころ、「XF16mmF1.4(換算24mm)」は発売されていなかったため、「XF14mmF2.8(換算21mm)」という選択になりました。最初は「猫が小っさ!」ということで慣れませんでしたが、約90度の画角でないと撮れない画の面白さに、はまりました。
逆に、望遠側は、Canonでは135mmまで持っていましたが、ほとんど使わなかったので、FUJIでは56mm(換算85mm)までで十分と判断しました。
もともと、FUJIFILMのX-E1にしたのは、そのレンジファインダーっぽい外見がかっこ良かったというのも、大きな要因だったのですが、2015年1月にX-T1を購入したら、機能面でEシリーズより、Tシリーズの方が気に入ってしまい、2017年6月にはX-T2を購入しました。
レンズでは、3年ぶり2017年9月に、「XF16mmF1.4(換算24mm)」を購入しました。16mmは、かなり優秀なレンズだったので、F2.8ということも含め14mmは使わなくなり手放すことになるのかと思っていましたが、たまに持ち出すと、面白い画が撮れるのでキープしてあります。
そして、2018年10月にX-T2からX-T3への買い替えを行って、現在に至ります。
FUJIFILMと言えば、よく言われれているのが、「色が良い」けど「AFが弱い」ということですが、確かにその通りです。X-T3になった現在でも、Canonフルサイズ一眼レフに比べれば、AFが遅く、外す確率も高いのでしょうけど、私の使い方では全く問題ないレベルです。
ちなみに、X-Proシリーズに手を出さないのは、個人の感想ですが、OVFとEVFのハイブリッドに魅力を感じないのと、液晶画面の可動範囲が猫写向きでないと思うからです。また、X-Hシリーズに手を出さないのは、手振れ補正の必要性を感じないのと、重量が増えてしまうからです。
2019年12月29日日曜日
ギャラリー応募考/長文注意!
長文のブログを書くときは、ほとんどが自分用の備忘録となります。
なぜなら、よほど興味がない限り、他人が書いた長文を読む気がしないというのは、逆の立場なら当然だからです。
今年も終わりが近づいてきたのと、外にも出られないで暇を持て余しているという、2つの理由から長文でも書いてみようと考え、本文とは全く関係ないですが、BGMに「いきものがかり」を聞きながら書いています。
猫写真ブログなので、さすがに猫写真関連のネタにしようと考えたとき、浮かんだのが「ギャラリーへの応募」という内容でした。
2011年春に初個展を開催したとき、初めてギャラリーへ応募したのが2010年秋でしたが、それ以来毎年数回の応募を繰り返しています。運よく、何回か個展を開催することができましたが、もはや近年は、「応募することに意義がある」という気分になっているのです。
猫写真を始めた16年前、撮影した写真を公表する場はホームページでした。最近では、ブログとインスタグラムで公表していますが、私の場合には、公表頻度が高すぎるのか、「手抜き感」が否めません。特にインスタグラムは、正方形にトリミングするだけで、現像すらしていないのが現状です。もっと頻度を下げて、丁寧にセレクト・編集した写真をアップすれば良いのでしょうけど、たくさん撮った写真が埋もれてしまうのは「もったいない」という貧乏くさい性格のため「質より量」という内容になってしまいます。
一方、発表の場として、多くの人が言っているように、SNSとプリントは全く別という話もあります。
プリンターを持っていない私にとって、年に数回、ギャラリーに応募するために業者プリントすることが、自分の写真を印刷物として見る数少ない機会になっています。また、プリントするために、テーマを決めて、撮りためた写真をテーマに沿って真剣にセレクトすることは、刺激になりますし、楽しい作業でもあります。
SNSで公表するのは基本的に単発ですから、30枚~40枚といった、まとまったセレクトをする機会は、個展のポートフォリオを考えるぐらいしかありません。
さらに、応募資料には「内容の説明」的なものが必要になるため、セレクトした写真に関して、文章にまとめてみるということも必要になります。
これらの作業は私にとって、漫然とSNSで写真を公表するのとは、真剣度みたいなものが違うのです。この作業を年に数回行うことで、モチベーションを維持しているとも言えます。
ですので、もちろん審査に通過できるに越したことはありませんが、応募資料を提出するまでが、私にとって重要な工程となっているのです。
そして、出すからには、通過できる確率はゼロではありませんので、ちょっとしたドキドキも味わうことができます。さらに言えば、めったに通過しないところが良くて、自分の写真を見返してみるという、普段だったら、やりそうもないことを「落選のたびに」できるのです。
その他の刺激としては、写真コンテストへの応募というのもありますが、1~2枚だけをセレクトするのが苦手なのか、どうも私としては、いまひとつやる気が湧かず、昔、数回応募しただけになっています。
あまり中身がないことを、だらだらと書いてしまいしましたが、私が猫写真撮影に飽きないため、そしてモチベーションを維持するためにやっていることを、記録しておきます。