2017年5月14日日曜日

警戒の視線


君の視線に吸い寄せられるように、ふらりと入った行き止まりの隙間。

警戒の視線である事は紛れもないけど、一歩ずつ近づくボクのことを、確かめるかのように身動きひとつしなかった君。

この後、かなり近づいても、結局ボクが立ち去るまで逃げなかったのは、ボクの心を見透かしていたからなのかい。


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