紫色の花に囲まれた小川沿いベンチにやってきた「巻きしっぽくん」。
ここまで下りてきたのを目撃したのは初めてでした。
はたして、彼女は開店待ちで１番目に並んでいる客なのか？
それとも、来客を待つ看板娘なのか？
どちらにしても、木のぬくもりが素敵なお店ですね。
もうすぐ、端午の節句ですね。
先日、近所の和菓子屋さんで「柏餅」を買おうとしたら、「みそあん」しか残っていなかったので、初めて食べてみたら美味しくてラッキーでした。
彼女は、まるで川面を見つめているようでした。
決して止まることがない緩やかな流れに釘付けだったのでしょうか。
新緑の季節だというのに、大量の落葉で覆われた地面。
そして、巻きしっぽの彼は飛び出し注意の見張り番を務めていました。
この日は、なぜか手前のベンチに人気が集中して、奥のベンチは不人気でした。
真ん中の猫なんて、最後にわざわざ割り込んで間に入ってきましたから。笑
初めて野良猫の撮影をしたのが2003年4月なので、ちょうど20年が経ちました。
最初に訪れた公園も20年でいろいろ変わってしまいましたが、この「猫トンネル」は変わっていません。
もっとも、このように猫が通っている写真が撮れたのは久しぶりですが。
20年で、私のカメラはフィルムからデジタルへ代わり、投稿はホームページからBlogやInstagramへ代わり、、、
さて、次の10年では、どんな変化が起きているのでしょうか。
猫写をやめていたとしたら、それも変化ですね。笑
「そこのオジサン、良ければ乗っていくかい？」と言われた気がしました。
だいぶ暖かくなってきましたが、早朝は冷え込む日も多いです。
気温9度、北風4～5メートル、とかだと服装に悩みます。
茶トラくんは着替えられないので、日向か日陰かだけで調整しますが、まだまだ早朝は日向派のようです。
※日中は紫外線が強く、顔の日焼けがすごいので、ユニクロのキャップを買ってみた。
夏のような日差しが降り注いだ日。
車の下の日陰に避難していた猫。
かなり近寄っても完全スルーで、ただ遠くを見つめていました。
さあ、声を出せば元気いっぱい！
穏やかに晴れ渡った春の日。
あの子もこの子も、それぞれに春を満喫していました。
食いしん坊のあなた、食べ物の春雨ではありませんよ。笑
春は雨が似合う季節でもあります。
春雨のほかにも、春の雨を表す言葉はたくさんあるようですね。
入学、入社、クラス替え、人事異動、転校、転職、などなど、、、
この時季は新しい出会いの季節でもあります。
私も新たな出会いを求めて、行ったことがない町で降り立ってみました。
そこでの唯一の出会いが、ここに写っている小さな後姿、路地に消えていく三毛猫でした。
どうも、この日の猫神様は少し厳しかったようです。
