2016年6月14日火曜日

■写真展物語 第2章 第6話


落選したポートフォリオを見ていたある日、「地味な写真だなぁ」と思い、「これは、モノクロが似合うのではないか」と、ひらめいたのです。

でも、色で表現できないモノクロ写真は、難しいと思っていたので、けっこうハードルが高かったのも事実です。

「とりあえず、やってみよう。」

早速、街猫写真を何枚かモノクロ現像してみました。すると、けっこう好印象だったのです。
そこで、モノクロ目線で写真を選び直してみると、カラーの時とは違ったものが浮かび上がってきました。

その後の撮影では、モノクロを意識してみました。
そして、まとめたポートフォリオのタイトルは、前回と同じ「野良猫たちの朝 ~無人の街、◯◯」にしたのです。

さてさて、この話の流れだと、これで審査通過だと思いますか?



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2 件のコメント:

内藤修吾 さんのコメント...

こだわりや芯を持ちつつ、いろんな角度から考え直してみることは大事ですよね。
写真展に向けて少し立ち止まって自分の写真を見返すことで、具体的に見えるようになることがあるんじゃないかと思います。
僕自身、ポートフォリオを作る中でそれまで漠然としていた課題がいくつか明確になりました。

松本伸夫 さんのコメント...

■内藤さん、第三者的な目線で、自分の作品を見直してみると、いろいろなことが見えてきますよね。
ただ、どうしても自分の作品に思い入れがると、なかなか難しいものがあります。
けっこう発想の転換も大事だったりしますね。
プリントしてポートフォリオにしてみるのは、いいことだと思います。