2019年12月29日日曜日

ギャラリー応募考/長文注意!


長文のブログを書くときは、ほとんどが自分用の備忘録となります。
なぜなら、よほど興味がない限り、他人が書いた長文を読む気がしないというのは、逆の立場なら当然だからです。

今年も終わりが近づいてきたのと、外にも出られないで暇を持て余しているという、2つの理由から長文でも書いてみようと考え、本文とは全く関係ないですが、BGMに「いきものがかり」を聞きながら書いています。

猫写真ブログなので、さすがに猫写真関連のネタにしようと考えたとき、浮かんだのが「ギャラリーへの応募」という内容でした。
2011年春に初個展を開催したとき、初めてギャラリーへ応募したのが2010年秋でしたが、それ以来毎年数回の応募を繰り返しています。運よく、何回か個展を開催することができましたが、もはや近年は、「応募することに意義がある」という気分になっているのです。


猫写真を始めた16年前、撮影した写真を公表する場はホームページでした。最近では、ブログとインスタグラムで公表していますが、私の場合には、公表頻度が高すぎるのか、「手抜き感」が否めません。特にインスタグラムは、正方形にトリミングするだけで、現像すらしていないのが現状です。もっと頻度を下げて、丁寧にセレクト・編集した写真をアップすれば良いのでしょうけど、たくさん撮った写真が埋もれてしまうのは「もったいない」という貧乏くさい性格のため「質より量」という内容になってしまいます。

一方、発表の場として、多くの人が言っているように、SNSとプリントは全く別という話もあります。
プリンターを持っていない私にとって、年に数回、ギャラリーに応募するために業者プリントすることが、自分の写真を印刷物として見る数少ない機会になっています。また、プリントするために、テーマを決めて、撮りためた写真をテーマに沿って真剣にセレクトすることは、刺激になりますし、楽しい作業でもあります。
SNSで公表するのは基本的に単発ですから、30枚~40枚といった、まとまったセレクトをする機会は、個展のポートフォリオを考えるぐらいしかありません。
さらに、応募資料には「内容の説明」的なものが必要になるため、セレクトした写真に関して、文章にまとめてみるということも必要になります。
これらの作業は私にとって、漫然とSNSで写真を公表するのとは、真剣度みたいなものが違うのです。この作業を年に数回行うことで、モチベーションを維持しているとも言えます。
ですので、もちろん審査に通過できるに越したことはありませんが、応募資料を提出するまでが、私にとって重要な工程となっているのです。

そして、出すからには、通過できる確率はゼロではありませんので、ちょっとしたドキドキも味わうことができます。さらに言えば、めったに通過しないところが良くて、自分の写真を見返してみるという、普段だったら、やりそうもないことを「落選のたびに」できるのです。

その他の刺激としては、写真コンテストへの応募というのもありますが、1~2枚だけをセレクトするのが苦手なのか、どうも私としては、いまひとつやる気が湧かず、昔、数回応募しただけになっています。


あまり中身がないことを、だらだらと書いてしまいしましたが、私が猫写真撮影に飽きないため、そしてモチベーションを維持するためにやっていることを、記録しておきます。


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