2022年6月20日月曜日

小説風

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電車を降りたときに、少し遠くに見えた無人改札の光景に心臓が高鳴るのを感じた。
ドキドキ、、、

私が近づくまで待っていてくれますように!
そう祈りながらも、駈け寄れば逃げてしまうから、ゆっくりと間合いを詰めていく。


手前の一段低い「切符回収箱」の上、右奥のオレンジ色支柱「乗車証明発券機」の上、そして一番手前の「出場用改札機」の上。

この3か所に上っている写真については、過去に撮影した記憶がある。しかし、一番目立つ「入場用改札機」の上にいる場面に遭遇したのは初めてだった。


そして、ここに投稿できているということは、逃げられることなく撮影できたということだ。
そう、日曜日の始発電車であったため、幸運にも私以外の乗降客が一人もいなかったのである。

そんな偶然の出会いで、めでたく写真に納まった彼。
その視線の先には、到着したばかりの電車と、プラットホームでくつろぐ仲間たちの姿があった。


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