2019年12月30日月曜日

猫写カメラ変遷/長文注意!


家に引きこもっているにもかかわらず、大掃除もできない状況なので、昨日に続いて長文を書いています。そして昨日よりも、さらに個人的なネタです。

今日は、池口さんのブログで紹介されていた「XF16mmF1.4」用の角型アルミフードを知り、そのかっこ良さに思わずポチッってしまいましたが、それで思い出したことを書き残しておこうと思います。

それは、私の猫写用カメラの変遷です。

2003年に野良猫写真を始めたときに購入したのが、CanonEOS7というフィルム一眼レフカメラでした。でも、1年も経たないうちに、Zeiss単焦点レンズを使いたいという理由で、CONTAX Ariaというマニュアル一眼レフを購入しました。AriaはCONTAXの中でも小型最軽量だったので、この頃から、私の軽装備好きは始まっていました。
ただ、EOS7は、5Dを購入するまでは残してありました。

2008年に、CanonEOS5Dを購入して、初めてデジタル一眼レフに手を出したのも、フルサイズでZeissレンズがマウントアダプター経由で使えることが理由でした。しかし、だんだん視力低下や老眼により、マニュアルフォーカスは難しくなり、Zeissレンズ一式は手放してしまいました。
その後、5DMark2、Mark3と、Canonのフルサイズデジタル一眼のステップアップを続けていました。

2012年12月に、5DMark3を購入した直後にもかかわらず、小型軽量好きの私は、APS-CのFUJIFILM X-E1が気になって仕方がありませんでした。このとき、ちょうど池口さんがX-E1を購入されて、感想をブログに掲載していたのを見てしまい、思わず購入してしまったのです。最初に選んだレンズは、「XF35mmF1.4(換算53mm)」でした。

そこから、メイン機としてCanonフルサイズ、サブ機としてFUJIFILMのAPS-Cの並行期間が始まりました。ただ、メイン機、サブ機と言っても、軽装備必須の私としては、2台を同時に持ち出すことはありませんでした。
2014年5月にFUJIFILM X-E2を購入して、8月に「XF56mmF1.2(換算85mm)」、9月に「XF23mmF1.4(換算35mm)」を立て続けに購入してしまうと、メイン機とサブ機の立場が逆転して、5DMark3は、ほとんど使わなくなってしまいました。
そこで、2014年10月、フィルム時代から使ってきたCanonEOSシステムを手放して、FUJIFILMのみで行くことに決めました。そのころ持っていたCanonレンズは、35mm、50mm、85mm、135mmでした。

マウント変更にまで至ったのは、私の写真は趣味のレベルですので、フルサイズは必須でなく、より小型軽量のAPS-Cで十分だったのと、FUJIFILMの単レンズのラインナップが素晴らしかったのが大きかったと思います。サイズや重量、そして価格も、フルサイズの「3分の2~半分」程度なのに、引けを取らない写りなのですから申し分ありません。

Canonを手放したのと同じタイミングで、もっと広角なレンズが欲しくなりました。Canonのとき、広角側は35mmまでしか持っていなかったので、FUJIでは23mmが同じ画角となります。そのころ、「XF16mmF1.4(換算24mm)」は発売されていなかったため、「XF14mmF2.8(換算21mm)」という選択になりました。最初は「猫が小っさ!」ということで慣れませんでしたが、約90度の画角でないと撮れない画の面白さに、はまりました。
逆に、望遠側は、Canonでは135mmまで持っていましたが、ほとんど使わなかったので、FUJIでは56mm(換算85mm)までで十分と判断しました。

もともと、FUJIFILMのX-E1にしたのは、そのレンジファインダーっぽい外見がかっこ良かったというのも、大きな要因だったのですが、2015年1月にX-T1を購入したら、機能面でEシリーズより、Tシリーズの方が気に入ってしまい、2017年6月にはX-T2を購入しました。

レンズでは、3年ぶり2017年9月に、「XF16mmF1.4(換算24mm)」を購入しました。16mmは、かなり優秀なレンズだったので、F2.8ということも含め14mmは使わなくなり手放すことになるのかと思っていましたが、たまに持ち出すと、面白い画が撮れるのでキープしてあります。

そして、2018年10月にX-T2からX-T3への買い替えを行って、現在に至ります。
FUJIFILMと言えば、よく言われれているのが、「色が良い」けど「AFが弱い」ということですが、確かにその通りです。X-T3になった現在でも、Canonフルサイズ一眼レフに比べれば、AFが遅く、外す確率も高いのでしょうけど、私の使い方では全く問題ないレベルです。

ちなみに、X-Proシリーズに手を出さないのは、個人の感想ですが、OVFとEVFのハイブリッドに魅力を感じないのと、液晶画面の可動範囲が猫写向きでないと思うからです。また、X-Hシリーズに手を出さないのは、手振れ補正の必要性を感じないのと、重量が増えてしまうからです。


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