2017年11月30日木曜日

気になる存在


君が、道の向こう側を気にしているのをいいことに、寄れる限り寄らせてもらったよ。

カメラを構えたボクが寄ってくることより、あっちにいる友達が気になるんだよね。


2017年11月29日水曜日

威厳


君の横顔は、美しくて、威厳すら感じるよ。

カメラが、どれだけ近づいても、意に介さずということだよね。


2017年11月28日火曜日

雨降る朝には


雨が降る日は雨のように、風吹く夜には風のように、晴れた朝には晴れやかに、、、

君たちは、そうやって毎日を過ごしているんだよね。


2017年11月27日月曜日

つっぱり


枯葉が舞う道で、君は前足に気合をいれて、立ちはだかっていたね。

何がそんなに気になるのかな。


2017年11月26日日曜日

右か左か


いつも仲が良い君たち、今日は意見が合わないのかな。

短毛サビ母さん、長毛サビ娘、天気が良すぎて、二人ともベンチの陰に隠れているところは、バッチリ気が合っているよね。


2017年11月25日土曜日

得意気


レールの上を上手に歩いてきた君は、ボクの方をチラリと見て、得意気だったよね。

でも、ボクの方も、こんなシーンが撮れたので、得意気だったけどね。


2017年11月24日金曜日

どーん


この日の君は、機嫌が良くて、ボクがいくら触っても平気だったから、「どーん」と寄らせてもらったよ。

表情は、それほど機嫌が良さそうには見えないけどね。


2017年11月23日木曜日

雨の勤労感謝


雨の日でも、勤労感謝の日でも、君たちは、この駅を見守り続けているんだね。

ボクなんか、たったの3時間だけなのに、体の芯まで冷え切ってしまったよ。


2017年11月22日水曜日

グロッキー


まだ、暑くなり始めたばかりの頃、君は完全にやる気を無くしていたよね。

その姿勢が、やる気の無さを物語っているよ。


2017年11月21日火曜日

待ち伏せ


「誰か、かわいい僕と遊んでくれないかな。」という期待の視線で、君は階段の上を見上げていたよね。

でも、ほら、遊び相手なら、ここにいるんですけどぉ。


2017年11月20日月曜日

雨のちプラットホーム


昨夜は雨だったから、体が湿気っぽいのかな。

君はホームの隅で、体を乾かしていたけど、そこは危ないよ。

でもボクが、そんな心配をしなくても、君の方がちゃんとわかっているんだよね。


2017年11月19日日曜日

あでやかな共演


落ち葉の色もあでやかだけど、君も負けずにあでやかだね。

雲間から射す薄日が、あでやかさを一層引き立ててくれるから、ボクは寒さも忘れて、ただ見とれていたよ。


2017年11月18日土曜日

テールライトを見送って


すべるように去っていくテールライトを、君たちとボクの3人で見送ったね。

とても寒い朝だったけど、訪れてみて良かったよ。

(リスペクト 雨宮 奈津美 さま)




2017年11月17日金曜日

店先の瓶


やっぱり、店への呼び込みをしていると喉が渇くよね。

君が大きな声で呼びこみをしてくれるおかげで、お店はいつも繁盛しているよ。


2017年11月16日木曜日

マニア用ベンチ


君は、ここの場所のベンチが好きだよね。

ここは、薄暗くて目立たないから、マニアの人しか利用しないからね。

マニアと言うのは、もちろん。。。


2017年11月15日水曜日

微妙な色気


君が男子なのか女子なのか、知らないけれど、微妙に色っぽいポーズだね。

一応確認だけど、誘惑しているわけじゃないよね。


2017年11月14日火曜日

安全地帯の安心感


レンズを差し込むことができるくらい、広い幅の鉄柵に囲まれた敷地内に君の姿を発見。

ボクは、もちろんレンズを差し込んで、自由にならない角度に苦労しながら撮影していたんだ。

怪しいやつを見る視線を向けていた君だけど、余裕だったよね。


2017年11月13日月曜日

先端からの眺め


君は、なんだか眺めの良さそうな場所をひとり占めしているんだね。

忙しそうな君のじゃまなんてしないけど、後姿をこっそり撮らせてもらうよ。


2017年11月12日日曜日

宝石箱を落としたら


君の姿に見とれてしまい、つい手元が滑って宝石箱をひっくり返してしまったよ。

でもボクは大金持ちだから、これは拾わないで置いていくことにするからね。

君へのささやかなプレゼントとして受け取ってくれるかな。


2017年11月11日土曜日

雨上がりの門番


真剣なまなざしで歩いてきた君は、そこでぴたりと止まって微動だにしなかったよね。

全く動く気配がなかったから、ボクは水たまりの反対側へ移動して、君が何とか水鏡に映るようにがんばったんだ。


2017年11月10日金曜日

真っ赤な柱


君よりも、真っ赤な柱の方が目立ってしまったね。

「私より目立つなんて許せないわ」とでも思っているのかな。


2017年11月9日木曜日

落葉を踏みしめて


カサカサカサ、君は小さな音をたてながら、ボクの目の前を歩いて行ったよね。

ちょっと寒いけど、いい季節になったから、もっと頻繁に君に会いに来たいな。


2017年11月8日水曜日

モノクロじゃなくて


君が悪いわけじゃないけど、まるでモノクロ写真みたいになってしまったね。

でも、とても素敵な記念写真になったよ。


2017年11月7日火曜日

水たまりの向こうへ


ボクが振向いたら、君はしっかりとした足取りで白線の上を歩いていたんだ。

その視線は、力強くて、ただひたすらに前だけを見ていたね。


2017年11月6日月曜日

夜の、その先


夜が終わりを迎えようとしているときに、突然、君が線路伝いに現れたんだ。

闇の中から浮かび上がるように。。。

君の視線は鋭くて、ボクを一瞥してから、また闇に消えていったね。


2017年11月5日日曜日

晩秋の風物詩


昨夜から今朝にかけて、すごい風だったよね。

君が、どこで風をしのいでいたのかは知らないけれど、大量の落葉の上に座れば、少しは暖かいのかな。

そうだとすれば、落葉を運んでくれる風も悪くないよね。


2017年11月4日土曜日

心変わり


ボクが、しゃがんでカメラを構えたら、君は嬉しそうに近づいてきたよね。

それなのに、なぜ目の前でUターンしてしまったのかな?

女心と秋の空、そして猫のきもち。。。


2017年11月3日金曜日

全力中年


3連休は晴天の予報なのに、昨夜から降り始めた雨は、家を出る頃には止んでいた。

外に出ると、空はまだ真っ暗だ。

駅に向かう道すがら、全力少年を聞きながら、テンションをあげていく。


狙ったわけではないが、まだ薄暗い中、雨上がりの街灯りを背景に、猫が横切っていく姿を撮影することができた。

中年おじさんの全力撮影だ。
(もう、中年を超えて高年という話もあるが。。。)


2017年11月2日木曜日

ベンチの香り


君が、一生懸命に匂いを嗅いでいるのはベンチだよね。

何か良い香りでもするのかな。

それにしても、ずいぶんかわいい座り方なんだね。


2017年11月1日水曜日

脱力感


やあ、君たち、朝からやる気のなさが全開だね。

まだ暑かった頃だから仕方ないかな。

そして、急に寒くなったから、またもや、やる気がなくなってしまったのだろうね。