2018年6月8日金曜日

■写真展物語 第3章 第5話


【展示写真セレクト】

今回、2月に応募したポートフォリオは40枚でしたが、その後に撮影した写真でも気に入ったものがあったので、審査が通過したら追加で展示する気は満々でした。
そんな中、ミニギャラリーでの展示が確定したため、大幅に展示枚数を絞り込むことになったのです。

絞り込むためには、まず展示サイズと枚数を決めなければなりません。
展示のお話をいただいたときに、すぐに実際のミニギャラリーを確認してきたのですが、やはり通路幅は、それほど広くありませんので、あまり大きなサイズだと下がって見ることができません。
その時に展示されていたのは、半切で26枚、片側の壁面は1段、もう一方の壁面は2段で展示されていました。私は欲張りなので、いつも展示枚数を増やしたくなるのですが、今回はミニギャラリーということで、展示できる枚数が限られるため、さらに悩みました。

とはいえ、すべてを2段展示にしてしまうと圧迫感が出てしまいそうだったので、マネをして片側を1段、片側を2段とすることにしました。
それを前提にサイズ・枚数を決めたわけですが、見に行ったときの半切展示は額装されていたので、当然写真の周りに余白がありました。私は額装ではなく、前回と同様に「アルポリック」と決めていたので、余白が無い分、サイズをアップするか、枚数を増やすことができると思いました。

そして、猫が小さめの写真も多いので、A2サイズは欲しいと思い、サイズ優先で計算した結果、27枚の展示となりました。

そして、50枚近くの写真を、ほぼ半数に絞り込んだわけですが、大枠は割と簡単にセレクトできました。ただ、最後の3~4枚は、やっぱりこっちかなとかで、なかなか決められません。。。

そうこうするうちに、また新規に撮影したものを追加したくなったりしています。
ただ、私の傾向として、撮影してすぐの写真は良いと感じる(誤認する)率が高いので、最低でも1週間寝かしてから選別します。
そしてさらに、1ヶ月寝かしてから、再度選別するようにしています。
すると、良いと思っていた写真も、割と普通に見えてきたりするから不思議です。撮影直後は思い入れが強いからなのかもしれません。

さてさて、どこかでセレクトのエンドを決めないと、きりがないですね。
もしくは、昔のように「人が写り込まない写真」のみを撮るようにするか。。。


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