第2話でも触れましたが、展示する写真は、すべて横構図で1段とします。
過去3回の個展では、枚数を多くしたいという理由で、部分的に上下2段展示になっていましたが、今回はすっきりした展示にしたくて、当初から1段にすることだけは決めていました。
そのため、展示レイアウトを考える上では、横1列に並べる順番だけを決めればよいということになります。そこで、5章に分けた駅ごとのグルーピング展示なので、5駅の順番から考えました。
5駅で50枚と言えば、きっちりした人であれば、各駅10枚ずつということになると思いますが、私は全く気にせず枚数はバラバラです。笑
まず、一番枚数が多い駅をセンターに持ってくるのが良さそうに思えたので、3番目が決まりました。
次に、先頭で「つかみ」の役目を担う1番目を決めてから、最後を締める5番目を決めました。
あとは、流れとしてどちらが違和感がないかということで、2番目と4番目を決めることにしました。
こうして書くと、ちゃんと考えて決めた感がありますが、実際は、ある意味適当です。(;^_^A
5駅の順番が決まれば、あとは各駅の中での順番を決めるという流れです。
すべて横構図で1段というのは、上下の組み合わせや、縦構図を挟み込む場所などを考えなくてよいので、あまり悩むことはありませんでした。
一番枚数が多い駅は、猫が写っていない「扉写真」も含めて16枚あったので、やや悩みましたが、自分のイメージだけでざっくりと決めてしまいました。
一番気にかけたのは、「駅」という限定された場所での「猫と人」の撮影なので、似たような構図や既視感のある写真が無いようにすること、少しでも似ている雰囲気の写真は遠ざけること、でした。
それでも、見る人によっては、似ている写真が多いという感想になってしまうかもしれません。
会場でご覧いただく際には、「こういう並びなのかぁ」という点も、じっくり観察していただけるとありがたいです。
1周見ていただいた後に、もう2周(笑)したくなるような、そんな展示になることを願っています。
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